長男が2歳の頃に買った本です。一番上の娘にはよく本を買っていたのに、二番目の彼にはあまり買っていなかったので、罪の意識を感じ、何かないかと探しました。当時から数字が大好きな子どもだったので、こんなの好きかなぁと軽い気持ちで購入したところ、こちらが驚くほど喜びました。
次男も気に入って何度も読んだので、もうボロボロになってしまいました。今でも時々引っ張り出して読んでいます。
内容は、タイトルの通り、お話に数字を当てはめて展開して行きます。
ヨット遊びをするコアラが1匹ずつ5匹まで登場し、その次はかめが6匹め、7匹めに登場します。そうしたら、定員オーバーでヨットが転覆し、救助のヘリコプターが8機、励ます鳥が9羽・・・・という風に、お話の中に順番に数が出てきます。
途中からは10単位で数が増えていくので、見舞い客が30匹の青虫だったり、病院の池のかえるが70匹も出てきたりと、なかなか見ごたえがあります。
こどもはまたそれを丁寧に一つずつ数えては楽しむので、読むのにとても時間のかかる絵本です。
小さい子どもって、数がたくさんあるものに対して、一つずつ数えていくのが好きですよね。そんな子ども心をうまくくすぐる楽しい数字の絵本です。