ひとりぼっちの男の子がいました。おなかがすくと、パンを盗み、バターもつけないで食べました。おばあさんの車からも、りんごを取りました。クリスマスも、ひとりで車の中で寝ました。
誰からも守ってもらえず、ひとりぼっちの少年のことを思うと、胸が痛みます。心もすさみ、サンタクロースに、プレゼントなんてもらえないと思っていた少年が、とてもかわいそうです。
暖かい部屋で、サンタさんがやってくるのを楽しみにしている子どもたちがたくさんいるなか、こんなにも、大変な思いをしている子どももいることに気づかされます。
そして、その願いがかなった時、自然に口から出た言葉、そしてその行為に、何が必要なのか、教えられました。