本作がデビュー作だそうです。
ご本人はひげにコンプレックスが
ずっとあったのでひげの事が
いつも頭にあったそうです。
お姫様をさらわれた殿様は
自分のひげ、ひげにんじゃに命令して
お姫様を救い出すよう命令しました。
殿様の顔からひげがポロっととれて
ひげにんじゃの出番です。
ひげにんじゃは隙間にも入れるし伸びることも可能。
姫を助け出した後、仲間の毛たちも
たくさん出てきました。
あらゆる部位の毛がお姫様の顔にひっつき
変装して逃げ出すということですが、
どう見てもあやしい顔なのに
誰も気づかないというのがおもしろいです。
そして何より驚いたのは最後のページ。
思わず最初のページを見返して
そういうことだったのか・・と
納得しました。