子どもから死んだお父さんへ宛てた手紙になっています。
お父さんとの少ない思い出を綴っているのですが、じんと来るシーン満載です。
怒られて一度だけ頭をどつかれたけれど、今は、もう一度位どつかれても
よかったなぁって思っているって聞くと、普段、子どもを怒り飛ばしている自分を振り返って
「娘もそんな風に思ってくれる事があるのかしら」とか考えちゃいます。
悪い事をしようとした時にも、その存在がブレーキになってくれればいいなぁって思います。
周りから「かわいそう」って思われても、「そうじゃないよ」って言えるぼく、強いです。
こんな僕の様子を見ていると、天国のお父ちゃんも安心でしょうね。
私が読みたくて借りてみたのですが、2歳の娘も長谷川さんの絵に引きつけられるのか
よく「読んで」と持ってきます。
娘には、この本のテーマはよく分かっていませんが、「先生」の登場するページがお気に入りで
途中で「先生は??」と言っています。