かけっこの苦手な娘のチョイスです。
こればかりは本人でないと、なかなか気持ちを整理できない。
大好きな和田誠の絵が、すこしでも気分を晴らしてくれると信じたのも事実。
小説や、教科書や、昔話とは異なり、自分のこころの叫びと共鳴するなにかを
この阪田寛夫の詩の中に見つけたのだと思います。
こどもの感情の起伏は日々激しく
親はいくら注意していても、見過ごさないとは言い切れませんでした。
ところがここには、こども世界の日常が軽々とうたわれています。
学校では学習できない、自分という個人のこころの中を、見せ合うかのように。
えほんは、偉大ですね、敬服します。感謝。