なんか、タイトルから愉快。
表紙絵も笑ってしまう。
読んだら、関西弁の語り口調。
なんか、アンバランスな感覚が心地よくって読みました。
イギリス・スペイン・フランス・日本で、同じ動物の鳴き声を言葉に表現したらこんなに違うんだ〜とビックリ。
けれど どこへいっても うしは、「モ〜!」ってなくねん。
このフレーズが可笑しくって。
わかっていても可笑しくって。
スペインの犬の背景のドン・キホーテ
フランスのかえるの背景の凱旋門
イギリスのアヒルの背景のストーンヘンジ
日本の鶏の背景の富士山
などなど、鳴き声だけではなく、各国の文化にもちょっと触れられる楽しい絵本でした。
訳は、英語による落語講演を12カ国77都市300以上おこなっている、桂かい枝さん。
語りが楽しいわけでした。
最後には、出てきた鳴き声がスペル付きで表になっています。