4月に入学する息子は、この本を読みながら、きっと本の中の男の子と自分を重ね合わせていたはずです。
新しいランドセルの皮のにおいや、6年生まで使うんだっていう途方もなく先に感じる未来のこと、いろんな気分をランドセル1つで味わうものだなあと、私も物思いにふけってしまいました。
ランドセルがやってきたときのうれしさが、本の男の子にあふれていて、こっちまですがすがしい新鮮な気持ちになれます。本の最後に作者の小学生のころの写真がついていて、そこでもほほえんでしまう、とっておきの一冊です。
今度1年生になる子ども達へのプレゼントに最適ですね。