北欧民話です。井上洋介さんの土俗的な絵から北欧の雰囲気が漂ってきます。
このお話の良いところは、はちゃめちゃなところでしょう。
おじいさんが作ったどろのにんぎょうが、突然動きだし、おじいさん、おばあさんを手始めに、道で出会う人々を躊躇することなく、どんどん飲みこんでいくのです。その豪快なこと。
その豪快さと、だんだん大きくなっていくおなかに、子どもは大喜び。
小学2年生のクラスで読み聞かせに利用しようと選んだ絵本です。
大判ですし、遠目もきくので、読み聞かせにはぴったりだと思います。うけること間違いなしです。