この絵本はだいぶん前に「教文館」で立ち読みしました。
最近急に思い立って、図書館で借りてきました。
内田莉沙子さんの邦訳したロシア絵本って、ホント味わいがあって素敵だな〜と、思います。
最後に飲み込まれた人や物が破裂したおなかから出てくる。という昔話は世界各国にいくつか残ってます。私はどの話でも、こうしてお中から出てくるシーン一番好きです。
とくこの絵本で(井上洋介さんが描かれている)、
破裂した泥人形から、おじいさんが魚網を持ってうれしそうに出てくるところは大好きです。
文章の中にリズムがあって、一見怖そうですが、楽しいお話なので、5,6歳くらいから、小学校高学年くらいまで楽しめると思います。
井上さんの絵もはっきりと見やすいので、お話会などに使ってもいいと思います。