ノンタンが、大好きなブランコをひとりじめしたい!
とがんばる姿が、多くの2歳児の姿に重なって・・・
なんともかわいいです。
生身の子どもの姿を、本当に知っている著者の
子ども観が伝わってきて 大好きな一冊です。
特に、保育士をしていた時にはよく読みました。
1歳2歳くらいの多くの子たちが、この絵本のノンタンを自分と重ね合わせながら
「じゅんばん」「1,2,3・・・」「ぽーっとなったらかわりましょ」
を覚えてくれました。
ノンタンって、時にわがままだったり、いじわるだったり、
いたずらだったりするところが
子どもにとっても魅力的なんだろうなと思います。
「ブランコ大好きなんだもん、だれにもかわってあげたくない」
「かわってくれなきゃ、もうあそんであげないよ」
という、子どもの社会で日々繰り返されるやりとりに、親近感がわきます。
4歳になる娘もいまだに好きで、
図書館や病院の待合室で手に取ることが多いですよ。