ながきよの とおの ねぶりの みな めざめ
なみのりぶねの おとの よきかな
この回文を書いたお札を、正月二日の晩、枕の下に入れて寝ると、
めでたい初夢が見られるんですって。
でも、誰にも言ってはいけないのですね。
もちろん、ここのところは我慢のしどころです。
あるお寺の小僧、もっこーそーが、初夢を黙っていての騒動です。
何とも無慈悲な展開で、鬼ヶ島へ!?
それでも、初志貫徹したもっこーそー、えらい!!
さらには、着地した境遇もすごいです。
やや込み入った展開ですが、初志貫徹のすがすがしさも感じます。
小学生くらいからでしょうか。