「あらしのよるに」シリーズを再読し始めました。
あらしの夜に小屋で知り合ったのはオオカミとヤギ。
暗闇の中で、カミナリが怖いという共通点で、初めてであった「二人」が心通わせるシリーズの導入部。
灯りがあったら、お互いの姿が見えていたならばありえなかった出会いと、語り合い。
実は、とても大きなことを教示していると思います。
見た目で人を判断する社会。
子ども社会ではそれがあまりに辛辣です。
姿かたちではなく、心で語り合えること。
これがこのシリーズのテーマの根底にあると思います。
この出会いが、これからシリーズの中で試されていきます。
子どもたちには、ガブとメイのような心を持ってほしいと、再確認しました。