松谷みよ子さんの文に辻 司さんの絵
茂吉のねこの昔話は 怖かったです
鉄砲うち名人の茂吉は 酒好きで ねこを一匹飼っていました
茂吉が酒買いにいくと なんと さかやの主人が 酒代が貯まっているから払えと言うのです
しかし・・・・・ここからのお話の展開がおもしろいのです こわおそろしいとはこのお話だと思いました
茂吉がかわいがっていた みけねこがかわいらしい女の子に化けていたとは、 そして ばけものずくしの野原で 茂吉が見た化け物の正体は?
これは このお話を読んでのお楽しみです
人ががものを無造作に捨てたとき 「もったいないおばけが出てくるよ」と昔の人が言い伝えた意味がちょっと分かります
お話しと絵もピッタリで、こわさが倍増しました