「お茶の時間にご一緒させていただけませんか?」
チャイムを押してやってきたのは、なんととらでした。
いっしょにお菓子を食べるのですが、とらが食べるのは1つではありません。
なんと全部食べちゃうのです。
お菓子もパンも、ミルクもお茶も。
用意していた夕ご飯も、冷蔵庫に入っている食べ物も、戸棚の中の食べ物も。
そしてなんと水道の水も!!!
とらの食べっぷりがすばらしいです。
そしてそんなとらに対しておおらかに対応している母娘がすばらしいです。
食べ物がなんにもなくなってしまって困ってしまったけど、お父さんがレストランに連れて行ってくれます。
翌日、食料を買いに行くのですが、いつとらが遊びに来てもいいようにとら用の食べ物を用意してあげるのに驚きです。
きっと楽しい時間を過ごしたのでしょうね。
ちょっと不思議で、なんだか心が温かくなるお話です。