このところ、何冊か宮川ひろさんの絵本や児童書を読んできましたが、この絵本が一番感想が多いかもしれません。
けんだまがテーマだからでしょうか?
それとも、浜田桂子さんが絵を描いているからでしょうか?
宮川さん作品は素敵ですよ。皆さんもっと読んでくださいね〜。
この作品は、学校のプールの時間に上手く泳げなくて、登校拒否になってしまった主人公が、田舎のおばあちゃんちで「けんだま」を覚えて、自分に自信を付けるお話です。
あらすじに書いてしまうとこんな感じですが、男の子のプライドとか、おばあちゃんの懐のあったかさとか、田舎の子どもたちの純朴さとかが、とてもにじみ出ていて、温かい作品だな〜と、思いました。
小学校低学年くらいの、特に男の子に読んでほしいな。