ある日、猫が留守番をしている間に、お粥と鍋を食べ、お使いから帰ってきたおばあさんを食べた事をきっかけに、次々と出会った人や動物を食べてしまうお話です。ちょっと残酷と思うかもしれが、それを感じさせない様に描いてあります。子供は、繰り返し出てくる「今度はお前を食べてやる」を真似をして面白そうに聞いています。次から次へと食べていくので、今何人食べたと数えたり、だんだん大きくなっていくお腹に「大丈夫かな?お腹パンクしないかな?」とねこを心配したりしています。最後にきこりと会って、きこりが猫のお腹をばっさりときってあげ、食べた人や動物が出てくると「ああ、よかった。みんな生きていたね。」と言って嬉しそうな表情をします。猫の手当てしてあるお腹を見ながら「痛そうだね」とそれぞれの気持になって考えていました。