かくし絵と呼ばれる同系色の不思議な挿絵は、大人でも一発では見つけにくい、なかなかに手ごたえのあるかくれんぼ絵本です。
表紙や裏表紙にもかくれているのを、あなたは見つけられましたか。我が家は、2歳11ヶ月の娘が言うまで気付きませんでした。
大人が思っている以上に、子供は絵を見ているようです。
かくれんぼの要素もいいですが、最後のオチがこれまた最高。読み手もけいことおなじ夢見心地、かくれんぼうは絶対まだどこかにいるにちがいない。
余韻の残る絵本となっています。
我が家が団地住まいなので感慨もひとしおかな。うちの団地は、元は竹やぶだったので、かくれんぼするならかぐや姫かなぁ。。。
長くて読むのが大変だけど、娘がひどく気に入った一冊です。