女の子けいこが住む団地にむかしあった森が現れます。そこでけいこは動物たちとふしぎな「かくれんぼう」という名前の男の子とみんなでかくれんぼうをするのです。初めのおにはけいこ。けいこは見つけるのが上手。動物たちはすぐ見つかってしまいました。今度のおにはくまさん。けいこはかくれていたけど気がつくと周りは団地の中のいつもの景色。森なんてどこにもありません。でも、お兄ちゃんに聞いたらむかしこの場所に森があったんだって。けいこは思ったのです。「かくれんぼうはかくれ上手だからきっとどこかの森でかくれてる」って・・・。なんかとってもうっとりするお話でした。それにこの絵本は動物がかくれているページで動物のさがしっこができます。すっごく上手にかくれているので絵本のページの中をじっくり見ながら子供たちは動物たちを探しています。