キツネは化けると言いますが、やっぱり練習が必要なんですね。
五助じいさんが水筒代わりに湯タンポを愛用しているのもほのぼのしてますが、それに化けちゃうコンコンが可愛くて可愛くて・・
他のキツネたちがお偉いお役人に化けてごちそうを食べに向かった先が、いなり寿司屋というのもあるあるで笑ってしまいました。
そしてコンコンにも、と湯タンポを持参していく五助じいさんの優しさにもほっこり。
そしてその後、予想してない展開に!
ほかほかの湯タンポコンコンがご隠居さんに大金で買い取られ、五助じいさんが「時々イワナの干物を・・」なんて言ってるのもおかしくて。
でもご隠居さん、コンコンの顔が出てても平気で、すべてが分かってる様子・・不思議ですね?
そしてそれを見ていた他のキツネたちが湯タンポに化ける練習をするというオチ。
最後までユーモラスでちょっぴり不思議なお話を、馬場のぼるさんのほのぼの優しいタッチで描かれた楽しいお話でした。