こどもってこわいお話が大好きですよね。
でも最近のこわい話といえば、学校の怪談など、霊物?が多いとおもいませんか?
でも、この本のこわさは、そういうのとも違います。
まず、ごうつく男が、「めしをくわない女房がほしいなあ、そうすれば
米がたくさん 蔵にたまるのに・・」と願うと本当に飯をくわない女房がやってきます。でもご飯を食べない人間っているものでしょうか?
種をあかせば、女房は飯をたべます。ただし、頭のてっぺんにある口からおにぎりをばくばくと・・
そのシーンの絵はとてもぶきみです。
さて、こんな女房をもった男の運命やいかに?
あまり、よみきかせしないタイプの絵本だとおもいますが
よんでいる間中、子供たちはシーンとききいっていましたよ。いつもは
うるさいのに・・・・
それにこの本のもう一ついいなと思うところは、昔話のパターンをふんでちゃんと最後におちつくところにおちつく 安心して終われるというところですかね。