「〜〜したんだと。」という語りの文章が「昔話を聞いている!」という雰囲気が
出てとても好きです。
初めは普通の姿をしていた「女房」がだんだんと本性を表していく姿は、
子供にとってかなり怖いかも・・。
赤羽さんの「鬼気せまるおにばば」がそれほど見事です。
どうやったら助かるの?と本気で不安だった息子にとって、
「菖蒲の葉」と「よもぎの葉」はかなり意外なものだったようです。
これからちょうど菖蒲の季節(端午の節句)。
昔からの風習や言われなどを昔話を通して伝えていくことができて
なかなかよいと思います。