毎年4月22日はアースデイだそうです。
その日を定めるきっかけになった石油の大量流出と、人々の行動が描かれています。
地球環境を考える日だと言うことですが、その日を理解していない以上に、毎日がアースデイだと思いたいということもよくわかります。
この絵本に描かれている以外に、石油による海洋汚染の事故をいくつも知っていますし、環境汚染は石油のことに限らないことも知っているからです。
知っていながら、あまりの多さに思考力がマヒしているのが実情ではないでしょうか。
地球温暖化対策をうたいながら、問題解決を先送りして、責任転嫁の上にあぐらをかいてしまっているのに、気づかないふりをする人のなんと多いことでしょう。
そんなことを考えてしまいます。
何故なら戦争こそが、間違いなく地球環境の破壊行為だということに目を背ける指導者たちがいるからです。
この絵本からの連想は飛躍でしょうか。
地球のことを真に考えたら、取り組まなければならないことも見えてくると思うのですが。
この絵本は、問題意識の根底を描いていると思います。