子供って、とっても、きたないもの(?)が好きな時期っていうのかな、年頃っていうのかな、ありますよね。
おしっこだの、うんこだの、おちんちんだの、そういう言葉に、やたら敏感に反応して大はしゃぎする。
いやだ〜、と言いながら、すごくうれしそうなの。
うち、兄弟げんかでも、うんちだ、おならだは、大活躍です。
「今、たか君がおならした。」「してない!」「したもん!」「してないもん!」「なっちゃんが、おならだ。」「ちがう、そんなこと言うんだったら、たか君だって、おならにしてやる!」みたいな(^^ゞ
そんな2人のために借りてきた絵本です、『おなら』
この絵本、文章は、そんなに長くないのに、実に、わかりやすく「おなら」を説明してくれます。
おならはなぜ出るのか?物を食べたり飲んだりするときに、口から空気が入る。その空気が口から出るのが「げっぷ」で、お尻から出るのが「おなら」だと。へぇ、そうなんだ、って私のほうが勉強になっています。
おならはなぜくさいのか?人は、1回でどれくらいのおならを出し、1日でどれくらいのおならが出るのか?おならを我慢するとどうなるか?おならにも、くさいものと臭くないものがあるとか。肉や魚、卵などを食べたときに出るおならは臭くって、さつまいもや豆などを食べたときに出るおならは、臭くないんですね。
だから肉食動物のライオンなどのおならは臭く、草食動物のかばなどのおならは、それほどでもないらしい。最後のページでは、ひとこと、こう締めくくっています。「さようおなら。」
この本、かなり気にいってます、うちの子。そして、ご飯のたびに言うんですね。
「お母さん、今日は、晩ご飯、お魚だから、ご飯食べた後、おならしたら、お母さんのおならはたぶんくさいと思うよ。」
「たか君は、さつまいもいっぱい食べたけど、いものおならはくさくないんだよ。」
とか(^^ゞ
ご飯のたびに、「今日のはくさくない。」「あ、だめだ。今日のはくさい。」って。
この本の1番最後に、たぶん、おならの音を集めたんだと思うんだけど、文字だけのところがあるんですね。
「ぷう ぷお ぽおお びびり びびびー ばーん ぷはー ぷぶー へすー へぴー ぴろろ・・・・・・・」って果てしなく続くんだけど、これがまた大好きみたい。
「もう1回読んで、もう1回言って。」何度も何度も読んでやっては、何度も何度も笑いころげている。
いつも思うんだけど、子供って、ほんと、こういうの好きだよねぇ〜。あまりに笑いころげるもんで、なんか、こっちまでおかしくなってきます(^^ゞ