「缶蹴り」ってある意味残酷な遊びですよね。オニじゃない子がまとまると、まあくんのようにずっとオニをしなくなってしまうこともある。
この絵本はそんなつらさ・悲しさを体験できる本です。
…なんていうと、「こんな絵本、読みたくない」と思われそうですね。でもぜひ読んでみてください。
「読みたくない」と感じる子ほど、自分が思っていることが正しいんだと自信を持つようになる、そんな気がします。
また、そんなふうに自信を持った子が大人になってから活躍する世の中にどんどんなっていくでしょうね。いつもオニにならないまま「缶蹴り」を終わる子より。そう強く思います。