6歳の娘と一緒に読みました。大男とか人食い鬼とかが怖い娘なので最後まで読んで少しほっとしていたようでした。牛と引き換えに豆を持ち帰ってきた息子をお母さんがかんかんに怒ったところからも、きっとかなり生活が苦しかったんでしょう。
そんな親子がジャックのおかげで幸せに暮らせるようになった結末はとても有名ですが、あらためてじっくり読んでみると、鬼は急に自分の家に入ってきた人間にこんな目に合わせられるなんてとんだ災難だっただろうなと思いました。何かいいことをしてお金もちになる展開ではないので、少し疑問が残りました。
でも娘は何度も豆の木に登っていくジャックに勇気をもらったことでしょう。昔話は理屈抜きで楽しむものなのかなと思いました。