人には翼がないから空を飛ぶことができない。
でも自由に空飛ぶ鳥に憧れてなんとか飛んでみたいと思う。
そうやって挑戦していた人々のことを当時の大多数の人は
「おばかだなあ」って思っていたと思うのです。
この絵本とは全く関係ないのだけど、そんなことを考えて
しまいました。
空を飛ぶのって愛すべきおおばかもんだよねって。
ばかむすこほどかわいくて心配になるのじゃないのかなあ?
と思ったのだけれど、この絵本の両親は違うのだなあ。
でも神様はむじゃきな人間がおすきでよかった。
このばかむすこと一緒に船に乗っていた人達もおおばかで
むじゃきなのだろうな。明るくて楽しくて豪快で、読んで
いて楽しかったです。