絵本を開いたとたん、満開のお花(マーガレット?)が目に美しくわくわくしてしまいます。家来から友達へ!たろうの提案はなんて素敵なのでしょうか。「けらいなんて、ぼく いやだ」ときっぱり言い切ったたろうの顔はかっこいいですよね。
40年前に出版されて、幼稚園の子ども達に何回も読みました。シンプルなお話しですが、弱いものと強いものの関係は子ども達も経験済み? 身につまされている様子の子どももいました。だからといっていつでも仲良くしていられるわけがなく、自己主張がエスカレートしてけんかになることもしばしばでした。でもこの経験の積み重ねで、他人の痛みや喜びを共感できるようになるのだと思います。
堀内さんには大変失礼だと思うのですが、こおろぎがなんだかバランスが悪く、ちょっとぎこちなく感じるのは私だけでしょうか?