分かりやすい絵と、単純なストーリー、リズミカルな文章が、せなけいこさんの絵本は、子どもの心をひきつけるようです。
『ふうせんねこ』は、怒ってばかりのねこちゃんが、ふくらんでお空に飛んでいってしまいます。最後は、飛んでいってしまったねこちゃんを、探しているようにも、いなくなってしまったねこちゃんのことを思って泣いているようにも見える、母さんねこの後姿で終わっています。大人からすると、なんとも、怖いような感じもします・・・。
息子は、何度も何度も、リクエストして、とうとう台詞までおぼえてしまいました☆
そして、「とんでいっちゃったね」と、言っています。
私は、毎回、「怒ってばかりいると、ねこちゃんみたいに、飛んでいってお母さんとバイバイしちゃうんだよ」と言っています。
短いストーリーなので、こどもが飽きずに、楽しめます。