道に迷った動物たちが、一軒の家に泊めてもらうお話です。
小動物ばかりが寄り添って、大きな黒い影にびくびくする、というのが
この絵本の面白いところだと思うのですが、
2才の息子にはまだこのスリルはよく分からなかったようです。
それでも気に入ったようで、じっと絵を見ていました。
暖かいタッチの優しい絵には、よく見たら細かな所までストーリー性にあふれています。
ねずみの中の一匹がなかなか図太いタイプなこと、くまがどんな生活を送っているのかなど、
見所がいっぱいです。
寝る前にゆっくり読んであげたいような、素敵な絵本です。