『きつねのきっこシリーズ』から始まり、我が家ではお馴染みとなったこいでやすこさん。
今回の絵本もすんなりとお話の世界へ入っていきました。
主人公は3びきのねずみ。ハイキングの途中に道に迷い、一軒家に泊めてもらおうとドアを叩きますが、家の中には誰もいません・・・。
部屋の中はちょっとしたヒントが隠されているので、私はもちろん娘も誰の家だかすぐに分かったようでした。
次々に動物たちがやってきて、一つのベットに肩を寄せ合って横になっているところなんて、微笑ましいです。
黒い影がにゅ〜っと出てきたところで、ちょっと娘は怖かったようですが、優しい主人でほっとしました。
こいでやすこさんの絵は目をひくような派手さはありませんが、色鉛筆のタッチがとても優しく、温かみが溢れていて大好きです。