5歳の息子の言葉の練習に使えそうだと思って図書館で借りました。(発達に遅れがあり、言葉が非常に苦手です。)
「どこにいるの?●●のあかちゃん」が最初のページ、次のページで「ここよ ここよ」と隠れていた赤ちゃんが顔を出します。
今、息子は5Wの質問を聞き取り、言葉で答える練習をしています。この絵本は「どこ?」→「ここ」が1セットになっている上に、それ以上の情報も含まれていないので、息子も質問に答えやすいし、大好きな動物が沢山出てくるのもあって、とても楽しく勉強することができています。
「どこ?」→「ここ」(+指差し)、「ここってどこ?」→「お腹(直前の文と挿絵から判断)」と、同じ質問を最後まで繰り返し練習できるのも助かります。
そして「お母さん」という存在が自分の母親を示す固有名詞なのではなく、全ての動物に存在しているものだという事に気付くきっかけになるかな?とも思います。
とにかくシンプル。それに加えてイキイキと美しい動物達の挿絵で、教材としては言うこと無しです。ただ、本来であれば、もう少し小さい年代のお子さん達が楽しいと感じる絵本であるとは思います。