先に、野村たかあきさんの「千両みかん」を読んで、ものの価値について考えさせられたりしたのですが、もとしたいずみさんと長谷川義史さんのペアは笑い先行の喜劇調です。
もともと落語がベースですから、気楽に読めて、最後に首を傾げるお話でした。みかん屋
さんの店にあった大量のみかんは、みんな腐っていました。
まとめて千両分の腐ったみかんの中から、ひとつだけ傷んでいないみかんが見つけられたのでこんな話になったのでしょうが、大量なみかんをダメにしてしまったみかん屋さんの商売方法とはいかがなものでしょうか。
きっと「腐ってもみかん」などと構えていると、店はつぶれますね。