動きのある本です。といっても仕掛けがあったり電池で動いたりはしませんよ。動いて欲しい気もするけど。
赤い風船ガムが飛んで行ってリンゴになって、そのリンゴが木から落ちてちょうちょになって、、。単なる赤まるが生命を持って動き立つ。作者の発想が自由で素敵です。
字が全く無いので年齢関係なく読めます。常識が邪魔をするおとなより、感覚で感じ取る子供の方が楽しめる作品です。
たまたま手にした本ですが、読み終えた途端にこの作者の作品が全て読みたくなりました。作者紹介に「芸術性の高い知識絵本」とありました。こんな画が描けたらなぁ。