我が家は、母、私、娘と3代続く虫愛ずる姫君(?)の家系ですから、
やなぎむらのシリーズはまさにツボにはまりました。
登場する虫たちの特徴をよくとらえたキャラクター設定には、毎回感心します。カメのカメキチ爺さんなんて、そののんびりした口調や私が昔飼っていたカメと同じ名前にとても親近感を覚えています。
外でクモやカタツムリを見つけるたびに、「セカセカさんがいる!」「キララさんだ!」と盛り上がっています。
季節に沿ったストーリー、正確な植物の描写など楽しみどころ満載の絵本ですので、秋に読むことをお勧めします。