たった一つの お父さんのお父さんから伝わった赤い帽子
この帽子が不思議なんです
この国を治めている王様は 自分が立派な王様だと思っていて 自分の思い通りになると思っているのですが・・・
そうはいかないのがこのお話の面白いところ
王様は街にやってきたとき 男の子は赤い帽子をとるのですが 不思議なことにとっても とっても次々赤い帽子は頭の上に、これに怒る王様は意地でもとるように家来に言いつけるのですが・・・・
魔法でもかかっているように・・・
ドラマチックなお話の展開がおもしろいんです。
王様の甥っ子がいじわるでわがまま
そんな人物表現もお話の魅力です よい人物が最後にハッピーになるという昔話のストーリーですが そこには難解なことを乗り越えなくてはならないのです
首を切られてしまうかも・・ ハラハラします
500個目の帽子?
二度と起こらない不思議 「なにかの ひょうしに おこったのさ」
オチがなんともいいですね
男の子の人徳かな?
先祖から伝わる赤い帽子がもたらしてくれたのかも
展開がおもしろいお話しです
挿絵の黒の中に赤い帽子がひときわ輝いて見えました