きりぎりすくんは
たびに でたいと おもいました。
「ぼく みちを みつけるんだ。」
と、いいました。
「ぼく その みちを
どこまでも いくんだ」
冒頭の文章
きりぎりすくんは
いろんな虫たちと出会いながら
自分のみちをいく
「あさはさいこう」
「あさをじぶんのものにしよう」
いまぼくのうちではやっている「おはようぐみ」
「あしたぜったい5じはんにおこしてや」
なにをするでもなく
早起きしたがるむすめ
きりぎりすくんは
じぶんでじぶんのみちをみつけて
そのみちをあるいていく
つきをみつめ ほしをみつめ
しあわせをかんじながら
ゆっくりとあるいていく
この本のなかの
いろんな言葉が
ぼくたちの心の深くに届く
なんども読み返したくなる絵本