心象風景を塗り込めたような、nakabanさんのパワフルな表現に呑み込まれてしまいました。
おじいちゃんの作ってくれた凧は、切手のような四角い凧でした。
その凧を上げてみると、思い出がいっぱい蘇ってくるという、ファンタジックな空間ですね。
そして今は空の上にいるおじいちゃんと交信しているような感覚も、素晴らしいと思います。
凧に描かれたはがきのような言葉は、男の子の気持ちなのでしょうね。
きっと、本当には書かれていないのだけれど、男の子の気持ちを背中で語っているように思いました。
夜空にあがった凧は、どのようなものだったのでしょうか。