日本民話のひとつ。
民話は、日本中で少しずつ形を変えながら語り継がれています。
このおはなしの中では、犬と猫が養ってもらった恩を忘れず、
盗まれた仏像を取り返しに行くというもの。
大きな家に住み、たくさんの人をつかっていた長者さんが、
貧乏になって、田も畑も手放し、最後には、
犬と猫さえも飼えなくなってしまいます。
犬と猫は、可愛がってくれた長者さんのために、
自ら、盗まれた仏像を取り返しに出かけます。
その途中、やはり長者さんにお世話になったねずみや
つるまでもが手伝って、仏像を長者さんの元まで
運びます。
誰もが受けた恩を忘れず、力を合わせて恩返しをする姿は、
とても感動的であり、大切なことを教えてくれる民話の一つ
であると思います。
娘も結構気に入った様子でした。