家には、同じ絵と作者のコンビで「せんろはつづく」があります。
この絵本と同じく、息子の好きな電車や車が出てきて、運転手さんがいて・・・
ただバスが出てくるだけじゃなく、人と人の関わりもあって、
好きにならないはずがない、文句なしど真ん中の絵本でした。
そして「せんろはつづく」よりも文章も多めで、絵も描き込まれていて、
少し上の月齢向けだったので、2歳5ヶ月になる息子の次のステップにちょうどよかったです。
バスは駅から出発し、順番にバス停を回り、いろんな人が乗って、また降りて・・・
止まるたびに「ピンポン」と音が鳴り、息子も大喜びです。
バスの乗客同士のさりげない交流や親切な行動、
運転手さんと乗客のやり取りが、田舎らしいというか、素朴な優しさに満ちていて、
乗り物を通してこういう人との関わりがあるのっていいな、と心が温かくなります。
最後にはみんな降りて、運転手さんだけになったバスが駅に戻っていきます。
息子は「からっぽやでー」と言って指さしています。
図書館で借りたのですが、返すときにも「ピンポンバスは?」と言われたので、購入することになりそうです。