「ちいさいおうち」などで有名なバージニア・リー・バートンさんの本です。
この方の絵本、他の本もそうなんですけど、時代の移り変わりや流行、技術進歩によって古臭く思われてしまうようなモノたちについて、モノの価値っていうのはそういうところにあるんじゃないんだよということをしっかり語ってくれるんです。
この絵本は、主人公が、なんと蒸気機関車みたいに「石炭」で動くパワーショベルなんです。
皆に時代遅れと馬鹿にされようと、とってもよく働くショベルと運転士。
この2人(?)の友情とその勤勉な働きぶりに感動です。
そして働き者のショベルは、最後に、文字通り形を変えての幸せな晩年が待っていました!
ちょっと文章が長いけど、4歳の息子も楽しんで読んでいました。