どの本でもですが、バートンの時代の移り変わっていく書き方の上手なこと!
いつも一生懸命だったスチームショベルが、新式のショベルの進出によって用無しとなり、働き場所を探して皆に見られながら穴掘りを一生懸命頑張っちゃう気持ちの良いお話。
マイクはショベルの持ち主。とっても愛しあっているの。
いつもは長いお話だと飽きてしまう息子も、乗り物にはまったく興味のない娘も最後までじっとだまって、時にはどうなるんだろうとのどをゴクンとさせて最後まで聞いていました。最後に結末を知ったとき、みんな「良かったね」と優しいお顔でした。
本当に一生懸命働くことって気持ちがいい!働く場所のあることってすばらしいこと!!と思わせてくれた気持ちの良くなる絵本でした。