いとう先生のデビュー作の復刊だそうです。
かくれんぼの まっさいちゅうに、
ぼくは いしの こえを きいた。
このページで、夢中になってしまいました。
子どもの感性のすばらしさ。
心の耳を大きく開けて、どんなものの声も聞くことができるお年頃。
同じ気持ちで近づけば、みんながおしゃべりしてくれる。
の、一文は「ん〜なかなか哲学的かも」と悪い癖の深読みまでしてしまいました。
このページのこどもたちの同じ気持ちになっているところが、可愛らしくもあり微笑ましくもあります。
こうやって、無心に耳を傾けていたら、せっかちな親ですが待ってあげたいと思いました。
時々公園で、作った砂山や、持っている可愛いスコップに語りかけている子を見かけますが、こういう事かもしれませんね。
残念、私にはもう聞こえないんです。