子どもの頃、私はこの絵本で血のことを学びました。
こちらで高評価だった『ちのはなし』を息子に読みきかせたとき
「あれ?子どもの頃家にあった『あかしろ あおい ち』に似てる」
と思い、久しぶりに読み返してみました。
転んだ子どものイラスト、顕微鏡で見た血のイラスト
心臓から腕へ血管が伸びているイラスト
懐中電灯を手や耳に当てて見ているイラスト
大人と子どもの血液の量の違いを表しているイラストなどなど
類似点がたくさんあってビックリ。偶然!?
初版は『ちのはなし』の方が先らしいですが……。
加古里子さんも堀内誠一さんも好きな作家さんなので
複雑な心境です (笑)
内容は、こちらの方がより具体的です。
その分、少し大きい子向けかなと思います。
最初にこちらを読んだこともあり、私はこちらの方が好きです。
息子はどちらも好きなようです。
血の成分、役割、体を流れる仕組みなど
わかりやすいと言う点ではどちらも同じですが
絵柄の可愛らしさ、加古里子さん独特のユーモアあふれる
雰囲気がよいですよ。