ものすごく長いヘビのお話。
あたまがまちにいても、しっぽは山の中。
あたまをみた男の子がしっぽを見るときはおじいさん。
そんなにも長〜い長〜いヘビだけど、
あるとき、頭としっぽがお互い元気かどうか気になります。
再会するときの、「しっぽ!あたま!げんきでよかった!」って言うせりふ。なんとも面白くて暖かいです。
身近なはずなのに、遠い存在になってしまっている事って
私達のまわりにもあるんじゃないかなと、
自分と重ねて読んでしまいました。
読み聞かせにも、絵がはっきりしていてユニークだし、
文章も少ないので小さいお子さんからでも
十分楽しめると思います。