五味太郎さんの本は、毎回えっ!という新しい発見や驚き、先が見えない(読めない)おもしろさがあって、親子で大好きです。そして、タイトルも思わず読んでみたい!と興味をそそるものが多く、この絵本も例に漏れず、息子は「なんできをつけないといけないの?」と目を輝かせて食いついてきました。
この絵本は、まさに目の前にとまとさんがいて、会話しているように進んでいきます。息子も、何の躊躇もなく自然に返事をしていました。
にこにこ顔でやってきていろいろおしゃべりしていくとまとさん、急に眠たくなって、最後は真顔で、「ひとりであそんでね ばーい」と言って帰っていってしまうなんて・・。まさにタイトル通りで、やられたーといった感じです。