ちょうど 今 大河ドラマで いだてん(韋駄天)が放映されています
まさに この絵本は 「いだてんの六」という 若者の生き方が描かれたお話です
畑仕事が 嫌いで のろのろ ため息ついて・・・・ じいさんとばあさんに育てられているんです(ナマケモノなんです)
それでも 一番大好きな 走ることだけは だれにも負けない!
こんな 独特な六
普通で考えたら 働かざる者食うべからずという 発想になるんでしょうがね
でも 大好きな 走ることで 子どもの命を救ったんです
お礼を言われても、「おらあ 自分のために やったんだ となりの 坊主のために 走ったんじゃねぇ 自分の足を試してみたいだけ」 こう言うんです
ただ ただ 走ることの好きな いだてんの六
作者の そや きよしさんの おわりにを読むと なるほど 作者の思いに 共感できます
「みせかけだけのかっこよさは、 自分のためにも 彼が住む社会のためにも 何も 為し得ないきがするのです」
いだてんの六のかっこわるさを 私は 見つめていきたい
なるほど 今の社会では かっこよさが 良いと 思われることが多いのですが・・・・・
なにか 自分だけしかないものを 大事にする 生き方
かっこわるいかもしれない 生き方も 良しとされる 社会があっても良いように思えました