絵本ナビでこの本の感想を読んで、12歳の文学を絶賛していたので、ぜひ読んでみたく、図書館で借りてきました
今の12歳も昔の12歳もさほど変わらないじゃないか・・・と読み始めてすっかり小説のなかにどっぷりとはまってしまいました
子供がこどもらしくという言い方も変ですが、実に子供らしく作品が出来上がっているという感想です
私が一番笑ったのは、卒業式でケイスケがツーステップになった時、思わず映像が頭に浮かんで吹き出してしまいました!
それにして抒情的というのか心情の表し方がうまい!作者恭太郎君の目には、周りの風景もこんなふうに映るのかしら…
日記の数行すら書くのに苦しんでいた、我が子らと比較しても仕方がないが、この先楽しみな作家です