90歳のやなせたかしさんの作品なんですね
フルートを吹くパルの笑顔の表紙に惹かれて図書館で読んでみました
物語は、捨て子を育てるためにタヌキが人間に化け、ずっと成長を見届けていくというもの
毎日、草笛を聞いていたパルはやがてフルート奏者へ成長して、ハルを迎えにきます
でもそこでハルは重大な秘密をあかさなければなりません・・・
結果は読んでのお楽しみですが、作者の魔法が効いてますね〜
親が信じて自分を待っていてくれる、という事実がどれほど子供の力になるのだろう・・・
長い子育ての極意が、ここにあるのだと感じます