タイトルに惹かれちゃいました。
中身を見て「お〜〜だじゃれかぁ!」
昔、村人からありがた〜い神様として崇められていた天狗どんが、新しい神様(この辺がなんとも現代にありがちな感じですね)に乗り換えられてしまい、つやつやの赤い顔が青くなり・・・うちわも枯れて術も使えなくなってしまいます。
「これではどうにもならぬ・・・」と山を下り人間の町へ出て職探し。町の人も天狗どんをふつーに受け入れて、仕事をやってもらいます。
この本は昔話ですから、町で働く人もちょんまげ姿で仕事も時代劇のよう。
あれこれ仕事をやっては見ますが、自慢の鼻がじゃまをして、困った困ったとふらふらしていると、”はっ”と思いつきます。そしてその仕事とは・・・。
最後に「ははぁ〜なるほど!」と思ってしまいました。
語りも日本むかし話風の「〜〜じゃ」って感じで、その気になって読むと読んでても楽しいです。