百年ぶりとも、千年ぶりとも思える暑い夏。岩が汗をかき、アゲハチョウが日焼けしてカラスアゲハになってしまうような、暑い夏のお話です。このままでは自慢の白い三日月が黒くなってしまうと危機感を抱いたツキノワグマが叫びます。
「海にいくぞ〜。」
前半の夏の描写はあくまで暑く、気温がさらに1度くらい上がってしまいそうな感じです。そして、後半の海の描写は一面の青がとても涼しげで、読んでいるこちらまで爽快です。
そして、最後にひと笑いさせてくれる、1冊で3度おいしい本です。海に向かう途中で歌う歌も「親父ギャグ」でくすっと笑わせてくれます。
おもしろいですよ〜♪
ぜひぜひ、猛暑の夏に読んで欲しいです!